【医療機関向け】医療機器PCの故障対策-HDDのクローンについて – HDD・SSDのクローン | データ複製・保全 SSD換装

データ復旧 データ復旧の技術 BCP対策 DR対策 機器の故障と原因 データバックアップ バックアップ方法 データ保存の豆知識 長期保存 ITお役立ち情報 サーバ ハードディスク(HDD) SSD パソコン(PC) クローン データ保全

【医療機関向け】医療機器PCの故障対策-HDDのクローンについて

投稿日:2020年2月17日 更新日:

病院や医療系の大学の研究室では、数多くの医療機器があります。

中には、連結されたPCやサーバー(サーバ)が医療機器を制御するシステムを動かしている場合もあります。

そういった場合、PCやサーバがトラブルを起こすと、医療機器自体は壊れていなくても動作することが出来なくなってしまいます

そんな事態を未然に防ごうにも、機械というものは突然故障してしまうものです。

では、何か対策の方法はあるのでしょうか?

医療機器PCの故障の傾向

一番壊れやすい部品は?
PCやサーバーで一番壊れやすい部品は「HDD(ハードディスクドライブ)」です。

ハードディスクは非常に精密な部品であるため、熱や静電気、振動等の些細な物理的要因が故障に繋がることも多く、また、経年劣化でも故障します。

メーカーや型式にもよりますが、平均寿命は4~5年程度と言われています。

一番壊れたらまずい部品は?
は、ハードディスクというのは一番壊れやすい部品にも関わらず、一番壊れたらまずい部品でもあります。

ハードディスクとは人間でいうところの脳と言っても過言ではありません。

医療カルテや計測データ等を記録しているのもハードディスクですし、実際の医療機器(人間で言うところの手足)に対してどのように動くか指令を出すのもハードディスクです。

他の部品が壊れたらどうなる?
他の部品が壊れた場合、製造元のメーカーに在庫が存在し、サポートが終了していなければ交換修理が可能です。

しかし、古い機械の場合はメーカーがサポートを終了していて在庫がなく修理対応不可という場合も考えるため、万が一に備えて修理対応が可能かどうか事前に確認されることをおすすめします。

ハードディスクが壊れたらどうなる?
他の部品や医療機器に指令を出すのはハードディスクなので、ハードディスクが壊れれば、いくら他の部品が無事であっても医療機器は一切動かなくなります

医療カルテや計測データ等の重要なデータを記録しているのもハードディスクです。よって、ハードディスクが壊れるということは患者さんの命に関わる事態にもなりかねません。

また、ハードディスクは実質的に修理が不可能な部品です。メーカーに修理依頼をしてもほとんどの場合は新品交換の対応になり、データやシステムは初期化されてしまいます。

ハードディスクの中のデータやシステムは唯一無二のものなので、万が一故障した場合は取り返しがつかなくなります。


では、いかにしてハードディスクの故障に対策をすべきでしょうか?


故障対策:ハードディスクのクローンを作製しておく

通常のバックアップ(他の外部機器等にデータをコピー&貼り付け)だと、医療カルテや計測データそのものを残すことは出来るものの、システムを移すことは出来ないため、医療機器を動作させることは出来ません

全く同一の機械が他にあればそのバックアップデータをそちらに移すことでデータを反映させることが出来ますが、バージョンの違いや年代が違う等、機械の些細な違いで動作しない可能性もあります。

しかし、ハードディスクのクローンを作製すれば、システムごと他のハードディスクに移すことが出来るため、万が一元のHDDが故障した場合でも、クローンハードディスクに入れ替えることでそのまま動作させることが可能になります。


クローンハードディスクの作製方法

個人で行うのであれば、デュプリケーターと呼ばれる機械やソフトウェアを用いて作製することが出来ますが、これらはハードディスク内の領域に僅かでも読取不良が発生していた場合、その領域を完全にスキップしてしまうため、あまりおすすめいたしません。

スキップされた領域がシステムの領域であった場合、クローンハードディスクを入れても機械が正常動作しなかったり、最悪起動すらしない可能性があります。

特に古いPCは動作していても一部領域に読取不良等が発生していることもあるため、作業中の故障のリスク低減が出来、かつ読取不良領域も解析して正常に取得ができる専門業者に依頼するのがおすすめです。

特急データ復旧Win-get!が行っているサービスクロノデータでは、データ復旧の専門機材を用いて、読取不良領域があってもハードディスクの動作を制御しつつ、その領域を解析して取得することが出来るため、安全かつ正確にクローンハードディスクを作製することが出来ます

今回は医療機器を中心に紹介しましたが、通常のPCや製造業における制御機械のPC等のクローンハードディスクも作製が可能です。

クローンハードディスク作製の必要性を感じている方は、まず下記までご相談ください。

選ぶなら安心信頼の技術

一つでも多くの確かな証拠データを割り出すために、信頼の技術力を持った当社をお選びいただくことをおすすめいたします。

クロノデータ(CHRONO DATA)は

特急データ復旧ウィンゲットが運営しています

データ復旧の実績
累計60,000件
データ復旧専門10 年以上の経験で培った高度な技術と、信頼のサービスでお選びいただいております。出張サービスを業界内でもいち早くスタートさせ、お客様のニーズに合わせたサービスでご満足いただいております。
特急データ復旧ウィンゲット公式サイトはコチラ

 

オフィスは主要都市に6拠点
全国に受付窓口が185箇所あり

弊社は北海道(札幌)、東京都(秋葉原)、神奈川県(横浜)、愛知県(名古屋)、大阪府(梅田)、福岡県(博多)に6店舗がございます。
また弊社は受付窓口として全国に185箇所代理店がございます。
PCの調査で、どのようなことができるのかご不明点やご不安点を解決いたします。 お近くで相談されたいお客様は、ご予約のうえ、ご来店ください。

店頭では、デジタルフォレンジックのご相談を伺い、専門スタッフがお客様のご要望に合わせたサービスをご提案いたします。

店舗への来店が難しい地域の方々には、上記店舗へ機器を郵送していただく【郵送受付】も行っております。なるべくお客様の近くで対応できるよう、各店舗を設けております。

札幌市中央区南1条西10-4-167
小六第一ビル 6F
直通TEL:011-272-0600

大きな地図で見る

東京都千代田区神田須田町2-7-3
VORT秋葉原ビル5F
直通TEL:03-6206-0970

大きな地図で見る

横浜市中区扇町1-1-25
キンガビル4F
直通TEL:050-2018-0428

大きな地図で見る

名古屋市中村区名駅2-38-2
オーキッドビル 5F
直通TEL:052-414-7561


大きな地図で見る

大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル 7F
直通TEL:06-6131-8423


大きな地図で見る

福岡市博多区博多駅南1-3-6
第3博多偕成ビル 11F
直通TEL:092-452-7705


大きな地図で見る

全国の受付窓口

-データ復旧, データ復旧の技術, BCP対策, DR対策, 機器の故障と原因, データバックアップ, バックアップ方法, データ保存の豆知識, 長期保存, ITお役立ち情報, サーバ, ハードディスク(HDD), SSD, パソコン(PC), クローン, データ保全
-, , ,

執筆者:

関連記事

【製造業必見】産業用パソコンの故障に備え、行うべきことは?

Contents1 製造業になくてはならない「産業用パソコン」2 故障リスクにどう備えるか3 「クローン」によって何ができる?4 クローンサービスの実例ー産業用パソコンの入替5 出張でのクローン作業6 …

【裁判でも提出可能】データ保全にクローンを利用して証拠を確実に!

内部監査やインシデント発生時には、真実を確かめるために証拠をおさえる必要があります。企業内のパソコンやサーバーにはデータの痕跡やログが残るので、定期的なバックアップなどでデータ保全をおこなうのは有益で …

工作機械用パソコン HDDクローン事例

HDDやSSDがなんらかの理由で壊れてしまった場合、保存していたデータを取り出せなくなったり、業務が完全に止まったりしてしまう可能性があります。機器トラブルに対する対策としてあげられるのが、HDDやS …

Windows7をWindows10にする方法

Contents1 Windows7は2020年1月14日にサービス終了2 Windows10へ移行する方法2.1 Windows10搭載PCを新規購入2.2 Windows7からWindows10へ …

システム障害や災害が発生しても安心!クローンでデータ保全をはかる

突然のサーバーダウンなど、システム障害で大損害を受けた企業は数え切れないほどあります。また、地震や火事などの災害によってパソコンが壊れ、重要なデータを消失してしまうケースもあるでしょう。 情報セキュリ …