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HDDやSSDのクローンが必要になるのはどんな時?
クローンについては過去の記事で説明しておりますが、簡潔に説明すると完全なバックアップになり、HDDやSSDなど記録媒体に異常が発生した場合、交換すればそのまま使用できるというものです。
ではどのような時にクローンは必要になるのでしょうか。
企業や個人でお使いの重要なPCなどのクローンをとっていれば何かあったときに交換できるスペアとして活用することができます。
その他には、証拠保全として活用することがございます。
証拠保全とはいったい何?

証拠保全とは、裁判などで使用する証拠を確保することを言います。
なぜクローンすることが証拠保全になるのか
それは、不正や犯罪にデジタル機器を用いられるようになったからです。
誰かが不正を行った場合、その人が使用していたPCに重要な証拠が入っている可能性があり、その証拠を確保するためにクローンを行います。
そうすることで万が一証拠となるデータを削除されたり、PCを破壊されても確保していたクローンから証拠を取り出すことができるのです。
不正疑惑のある社員が使用しているPCはどうすればいいのか
上記で不正や犯罪の証拠を確保するためにクローンをすると書きましたが、退職している社員の使用していたPCなら何時でもクローンすることができます。
しかし、現在在職中で不正疑惑のある社員のPCをクローンしたいときはどうすればいいのでしょうか。
これは非常にデリケートな問題となり、疑惑のかかっている社員に気が付かれると証拠隠滅されてしまうかもしれません。
そのため、気が付かれないようにする必要があります。
当社の「CHRONO DATA」でしたら、退社後の夜間や休日にクローンを行うことが可能です。
秘密裏に夜間・休日クローンを実施

疑惑のかかっている社員に気が付かれることなくクローンにより証拠保全を実施するためには、社員が退社した後の夜間や休日にクローンをする必要があります。
この時に気を付けることは、PCだけではなく、机なども完全に元通りにするということです。
これにより、気が付かれることなく証拠保全を行うことができます。
クローンはいつでもできる
今回は不正疑惑のある社員という具体例を出して説明いたしましたが、クローンは何時でもできるということがお伝えしたかったことになります。
常に稼働している工作機器やサーバーなども夜間・休日でしたらクローンをとることができ、完全なバックアップを行うことができます。
どうしても止めることができないため諦めていた機器でもできますので、まずはお気軽にご相談ください。
